2012-01-01から1年間の記事一覧

2012年新人声優を振り返る

▼2012年新人声優トップと言ったら内田真礼さん(さんかれあ【散華礼弥】中二病でも恋がしたい【小鳥遊六花】など)になるだろう。個人的には赤崎千夏さん(キルミーベイベー【折部やすな】中二病でも恋がしたい【丹生谷森夏】)で決まりだが。新人らしい新人…

「おべんとついてるよ♪」「あん?おべんとってなんだよ?」

▼さくら荘のペットな彼女を見てたら「おべんとついてるよ?」と言ってるシーンがあったのだが、そこに強烈な違和感を感じた。別に、いちゃいちゃしんてんじゃねえよ、イケメン滅びろ、種死、とか思ったわけじゃなくて、いや思わなかったと言ったらそれは嘘に…

装甲悪鬼村正の一節

生と死の狭間に己を笑い恍惚として自ら忘るる されば夜明けの嘆きを鐘に神曲の幕よいざ上がれ 奇跡を行う聖人は衆生を救い神を呪って嘔吐する 黄金の兜の覇王は万里を征し愛馬と共に川底へ沈む 湖の美姫は国を捨て愛を選び糞尿に溺れて刑死する 孤赤児は蚯蚓…

ネットに時間を使いすぎ

▼ネットは時間を消費する。ブラウザ立ちあげてネットをざっと見ているだけのつもりだったのに、いつの間にか1時間経ってしまっていたなどという経験をしたことがないだろうか。ネットは時間をくいやすい。▼ネットが出てきてからライターの原稿料が下がった話…

非モテ三原則

『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』というライトノベルの3巻に非常におもしろい一節があったので抜粋する。 「理想は理想だ。現実じゃない。だからどこか嘘臭い」 おそらく、非モテぼっちほどのリアリストはいないだろう。 非モテ三原則【(希望…

氷菓最終回 中二or詩的?

氷菓最終回について書いたアニメノートの最後の一節をあげる。ちなみにアニメノートとは各回の演出、シナリオについて気付いたことをメモしてまとめるノートのこと(今命名)。 古来より、桜とは人を狂わせるものと言われている。奉太郎は生きびなとなったエ…

動物化するポストモダン 東浩紀 物語消費の変化

一部界隈では有名な東浩紀さん(以下敬称略)の著書を初めて読んだ。東は思想家であり小説家であり学者であり、Twitterなどでその言動から話題になることがありその言動の過激さを考えると、この本は非常に普通の本だったと思う。しかし、10年もの前の本だが…